交通費の支援

区間所要時間 
乗り換え最短の場合
新幹線利用区間料金
長浜~大阪1時間45分なし1,980円
長浜~大阪1時間1分米原~新大阪通常
4,510円
EX利用
3,900円
長浜~大阪1時間18分米原~京都通常
2,970円
EX利用
2,720円

長浜には若者が楽しめるところがないと言われています。

多くの若者が岐阜本巣のモレラに行ったり、大阪や京都まで出かけたりします。
長浜に娯楽施設を呼び込めるとは思いませんが、月に一度ぐらいは若い世代が京都や大阪に気軽に行けるのはいいのではないかと思っています。ただ交通費や時間がかなりかかります。

例えばJRに乗って大阪まで行くのに、片道2,000円弱で済みますが、時間が2時間弱かかります。 米原から新幹線であれば1時間弱で行けるのですが、費用が片道4,500円以上かかります。
覚えていらっしゃる方もいるかと思いますが、以前、近江長岡まで行けば、米原から新大阪まで新幹線を使った安い切符を買うことができました。
現時点で、同じような割引切符はEXプラスというJRのアプリまたはカードで購入することができますが、1日前までの購入やクレジットカードの登録が必要なため、子供たちが簡単に使うということはできません。


市がJRと協力して、このような割引切符を市役所や支所の窓口で販売し、若い世代が大阪や京都に気軽に出かけられる仕組みを後押ししてみてはいかがでしょうか。
市の持ち出しがなくても長浜-米原ー京都ー大阪の切符で米原ー京都間のみ新幹線利用と言うことにすれば、現在のEX割引と在来線利用の片道料金は800円ほどの差に収まり時間は1時間ほどに短縮されます。
京都での乗り換えが面倒と言う方には2000円ほど高くなりますが、新大阪までのチケットというオプションも可能でしょう。


都会には色々魅力があり若い世代が憧れるのは仕方ありません。めったに行けないからこそ、強く憧れるのであり、身近なところと感じられれば、それ程憧れは抱かなくなります。
月に一度でもお小遣いの範囲で都会に出かけることが出来れば、長浜の良さも再認識でき、若い世代の地元定着率も少し上がるのではないでしょうか?また、デジタル弱者の高齢の方の利用にも資することができるでしょう。

長浜からミシュラン店を目指そう

長浜・湖北地域には、発酵文化、湖魚、近江牛、近江米、日本酒、歴史的町並み、琵琶湖・竹生島・北国街道・北国脇往還という、世界に通用する食と歴史的背景があります。

しかし現状では、それらが都市のブランディングとして十分に発信されているとは思えません。

これからは、単なる観光PRではなく、美食都市宣言を含め、料理人、生産者、酒蔵、宿泊、交通、観光事業者を束ねた「長浜・湖北ガストロノミー戦略」を行政主導で打ち出し、食を目的に訪れる高付加価値観光地を目指すべきでしょう。

その結果として、ミシュランを含む国内外の評価機関が長浜・湖北を調査対象として認識し、国際的に評価されるレストラン、宿が誕生する可能性が高まります。

福井、石川に多くのミシュラン店が誕生したのは新幹線開通に合わせて行政も参加して北陸の魅力を積極的に発信したからです。滋賀の長浜にもそれらの店に負けないすばらしい飲食店があります。積極的な観光支援で長浜を通過地点ではなく、目的地に変えていく必要があります。

これからも私はそれらを積極的に発信していきます。

移動手段の確保について

長浜・湖北地方では、高齢者世帯や免許返納者の移動支援、そして深夜帯の交通手段の確保が、これからますます重要になります。事実、長浜市では午前1時から5時までタクシー会社が閉まり、全ての公共移動手段がなくなります。

医療機関、買い物、役所、銀行、郵便局、そして地域活動に参加するための移動。

観光客については、夜間の飲食・宿泊・イベント参加のための移動。

これらを支える交通手段がなければ、暮らしの安心も観光誘致も広がりません。

現在、デマンド型タクシーという手段はありますが、行先は限定されており、Door to doorではありません。長浜市内の眼科に行くには病院までデマンドタクシーで向かい、そこで地元のタクシーに乗り換えるという非効率な事実があります。また、デマンドタクシーは前日までの予約が原則で、対応しきれない時間帯や事前登録が必要などで利用者層が限定されます。

1 高齢者向けの移動支援、2 免許返納後の生活交通手段の確保、3 深夜帯の交通手段の確保、4 観光客向けの交通アクセス のために地域の実情に合った複数の交通手段を組み合わせることが必要でしょう。

現在ライドシェアはタクシー会社の管理の元に実施とされており、「2日前から買い物に連れて行ってほしいと頼まれた隣のおばあちゃんを、手が空いているからちょっと載せていってあげる」というような現実的な需要に応答が出来ません。

“移動できる安心”は、地域の暮らしを守り、観光の可能性を広げるインフラです。

長浜・湖北の未来のために、交通手段の選択肢を広げていかなくてはなりません。