病院問題について

安全や安心は、いわば「持ち出し」を前提とした事業です。

消防、治安維持、防災が、目に見える利益を生み出すものではないのと同じように、国民皆保険制度の下の医療や介護も、本来利益を生む事業ではありません。

だからこそ、まず考えるべきは、

「地域として、どの程度の負担を引き受ける覚悟があるのか」

そして、

「その負担の範囲内で、いかに経営を成り立たせていくのか」

ということではないでしょうか。

地域の人口構成を見ても、2035年頃までは、現在に近い医療需要が見込まれます。

だからこそ今、各病院の特色を生かしながら、収益力を高め、赤字幅をできる限り縮小し、それぞれの役割と機能を維持していくべきだと考えます。幸い長浜にある病院のポテンシャルは、十分に高いものがあります。

長浜に住む人たちに、安全と安心を提供することこそが、行政の大切な役割です。

具体的に挙げればきりがないほど、やれること、やるべきことはたくさんあります。