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外国人労働者と移民について

外国人労働者と移民は原則全く異なるものです。それをごっちゃにして語られていることが度々見受けられるので説明したいと思います。

小国でありながら、国土・経済が発展しているシンガポール、そして小国でにも関わらず資源が豊富で、自国の発展のために外国人労働者を自国民の9倍規模で受け入れているUAE(アラブ首長国連邦)、これらを参考に説明したいと思います。

シンガポールやUAEの事例は、国家が労働力と定住者を明確に区別し、自国の社会秩序や財政を守るモデルとして参考になります。

これらの国々が実践している「厳格な区分」と、日本の現状の課題は以下のように比較できます。

1. シンガポール・UAE型の「徹底した区分」

両国に共通しているのは、「労働のために滞在すること」と「永住・市民権(移民)を得ること」の間に、非常に厳格な境界がある点です。

内容として、

期間と権限の限定: 単純労働者や中技能労働者に対しては、数年の期限付きビザ(Work Permitなど)を発行し、原則、家族の帯同や永住権の申請を認めていません。

社会保障の対象外: 外国人労働者は基本的に自国の社会保障(年金・生活保護など)の対象外で、医療費なども雇用主の保険や自己負担が原則です。

雇用主の厳格な責任: 雇用主には「外国人雇用税(人頭税)」や強制送還の費用を事前に担保する保証金の納付が義務付けられており、不法就労が発生した場合は雇用主側も厳罰が科せられます。

このように、「労働力は受け入れるが、社会保障や定住権の負担は国として負わない」という信念が徹底されています。それでも、これらの国々にはアジア各国から出稼ぎがあります。

2. 日本の現状と「法の抜け穴・悪用」への懸念

一方で、日本は技能実習制度や特定技能、さらには難民申請制度の運用において、シンガポールやUAEのような徹底した区分ができていません。加えて、司法も外国人と日本人の権利を同様に扱う傾向があります。

具体的には、
制度の形骸化: 「国際貢献・技術移転」を名目に始まった技能実習制度などが、実質的な低賃金労働力の確保手段として使われ、結果として失踪や不法滞在、治安悪化を招くケースが発生しています。
難民申請制度の悪用: 就労目的の外国人が強制送還を逃れるために難民申請を繰り返す事例など、本来の「人道支援」から外れた制度の悪用が問題視されています。
不適切な支援: こうした「実質的な不法滞在」の外国人に対し、一部の支援団体やブローカーが法律の文言を盾に滞在を長引かせる手助けをしているという不満が国民の間で高まっており、これを放置すれば、江戸末期の攘夷運動と似た動きが国民の間で起こり、これが社会の分断を招き、大きな問題と化すのは間違いないでしょう。

3. 今後求められる「厳しい対応」と社会のあり方
真面目に働き、ルールを守って日本の社会を支えている外国人や、それらを正当にサポートする人々を守るために、「ルールを破る者、制度を悪用する者、そして、彼らを経済的利益や政治目的で支援する者には厳罰を科す」という毅然とした対応が不可欠です。

具体的には、
1 法改正による厳罰化: 難民申請中の強制送還停止ルールの見直しや、不法就労を助長するブローカー・悪質な雇用主に対する厳罰化。

2 社会保障制度の適正化: 医療保険や生活保護など、国民の税金や社会保険料で成り立つ制度において、外国人の加入・受給要件を厳格化し、不正受給を完全に排除する仕組みを構築。

現在、財政が逼迫し、国民が高負担に苦しんでいる状況下で、自国の高齢者や若者が経済的な苦境に立たされています。
だからこそ、国益と法秩序を守るために「厳格な線引き」と「厳格な執行」を行うべきと考えます。

シンガポールやUAEのような「徹底した管理モデル」は、治安や財政を守る強力な一案で、日本がそれを100%模倣することは、ハードルが高い様に思えますが、マスコミや支援団体がよく引き合いに出す、国際人権条約ですら各国は自国防衛の為、項目ごとに批准するもの、批准しないものを分けており、まずは自国民保護が優先されるのが世界のスタンダードです。

つまり、「ルールを無視した定住化は認めない」という明確な意志を国が示すことは、日本社会の統合を守り、結果としてルールを守る善良な外国人を守ることにもつながる極めて重要な課題と言えます。
国家の主権として、どこまでを「労働力(期限付きゲスト)」とし、どこからを「社会の一員(移民・定住者)」として受け入れるのか、その明確な境界線と厳格なペナルティの設計が今問われています。